2003/09


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  5日 (金)

 VAIOノートがピンチです。
 コンセントに差してスイッチ入れても反応ありません。
 いつものごとく時計やBIOS設定保存用の内臓バッテリーが空になってるのかと思い、コンセント差して待つこと15分。
 それでも電源入りません。
 そのままの状態で翌朝まで置いておいたら立ち上がりました。
 うーん、内臓バッテリーの寿命みたいです。

 ということで、交換可能かどうか調べてみることにしました。

 まず、WEBサイトを検索して、VAIOの資料を探します。
 ふむふむ、ハードディスクの入れ替えも出来るんだな。
 はっきり言って標準の3GBじゃあ何もできません。
 メモリは特殊なタイプなので既に売ってません。
 中古でも64MBで1万円以上します。
 アホ臭いのでメモリは見送り。
 とりあえずハードディスクだけ入れ替えることにしました。

 しかし、VAIO505RのBIOSは8GB以上のハードディスクを認識しないらしい。
 それならばと、IBMのBIOS騙しツールを入れようと思ったけど、調べてるうちにTOSHIBAのハードディスクが容量多くともそのまま認識できるのがあるらしい。
 ちょうどその時オークションで目をつけてた20GBのハードディスクがそれでした。
 鬼のように高値更新してMK2016GAPゲッツ!!
 

 数日後品物も届いて、いよいよ取り付けです。
 まずVAIOのキーボードを外さないといけません。
 超薄型なので増設や部品交換はメチャメチャめんどいです。
 最悪、PCを破壊してしまいます。

 とりあえず、通称三枚下ろしと呼ばれる状態にします。
 

 キーボードの下はこんな感じ。
 右上の緑色のが問題の内臓バッテリ。
 ボタン型のニッケル水素電池です。
 左下が今回交換するハードディスク。
 
 さて、慎重に力を加えてハードディスクを外します。
 そして新しいハードディスクに付け替えて蓋をするのですが、ここで問題が。
 ノートPC用ハードディスクの厚みは普通9.5mmです。
 しかしVAIOは8.45mm。
 そのまま取り付けると、一見問題無く着いたと思うのですが、実は大きな問題が発生しています。
 キーボードを付けてパッドの左クリックを押すのですが、全くクリックできません。
 ハードディスクが下から押しているのでした。
 1mmの差は大きいのです。

 やはり調べてみると、皆さん苦労してるみたいですね。
 取付金具の穴を1mm分下げたり、出っ張ってる部分を鉄ノコで切ったり。
 僕の場合そんな工具が無いので簡単にやってみました。
 (耐衝撃性はやばそうですが…)

 まず、横から断面を見るとこんな感じ。
 
 左右のプレートにビスで固定して、下には緩衝用のゴムが敷いてあります。
 パッドのクリックボタンがあるのは前方部分。
 なのでハードディスクを斜めに付けることにしました。

 前方のゴムをはがし、前方のプレートのビスを止めずに、キーボードカバー取り付け。
 こんな感じです。
 
 とりあえずこれでなんとかなりました。
 20GBの容量も特別な設定無しに全領域使えました。


 さて、問題だったニッケル水素電池。
 やはり何処を探してもありませんでした。
 VARTA社というドイツの会社の製品らしいのですが、大須のパーツ屋を歩いても見つかりません。
 ネットで日本製のボタン型ニッケル水素電池を見つけ、通販で買ってみましたが、サイズが倍ぐらい大きい…
 
 ということで、この部品はどうにもなりません。
 どこかが同じ部品仕入れるまで待つしかないようです。

 ちなみにSONYに問い合わせた所、この電池のみの取り寄せは不可能で、本体ごと修理に出さないとだめだそうです。
 在庫持ってるくせにふざけた事言ってんじゃねーよ!
 多分修理に出すと1万円以上かかります。
 この電池自体は200円ほどで購入できるパーツです。
 SONY最高だねぇ!!


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