5日 (金) |
VAIOノートがピンチです。 コンセントに差してスイッチ入れても反応ありません。 いつものごとく時計やBIOS設定保存用の内臓バッテリーが空になってるのかと思い、コンセント差して待つこと15分。 それでも電源入りません。 そのままの状態で翌朝まで置いておいたら立ち上がりました。 うーん、内臓バッテリーの寿命みたいです。 ということで、交換可能かどうか調べてみることにしました。 まず、WEBサイトを検索して、VAIOの資料を探します。 ふむふむ、ハードディスクの入れ替えも出来るんだな。 はっきり言って標準の3GBじゃあ何もできません。 メモリは特殊なタイプなので既に売ってません。 中古でも64MBで1万円以上します。 アホ臭いのでメモリは見送り。 とりあえずハードディスクだけ入れ替えることにしました。 しかし、VAIO505RのBIOSは8GB以上のハードディスクを認識しないらしい。 それならばと、IBMのBIOS騙しツールを入れようと思ったけど、調べてるうちにTOSHIBAのハードディスクが容量多くともそのまま認識できるのがあるらしい。 ちょうどその時オークションで目をつけてた20GBのハードディスクがそれでした。 鬼のように高値更新してMK2016GAPゲッツ!! 数日後品物も届いて、いよいよ取り付けです。 まずVAIOのキーボードを外さないといけません。 超薄型なので増設や部品交換はメチャメチャめんどいです。 最悪、PCを破壊してしまいます。 とりあえず、通称三枚下ろしと呼ばれる状態にします。 キーボードの下はこんな感じ。 右上の緑色のが問題の内臓バッテリ。 ボタン型のニッケル水素電池です。 左下が今回交換するハードディスク。 ![]() さて、慎重に力を加えてハードディスクを外します。 そして新しいハードディスクに付け替えて蓋をするのですが、ここで問題が。 ノートPC用ハードディスクの厚みは普通9.5mmです。 しかしVAIOは8.45mm。 そのまま取り付けると、一見問題無く着いたと思うのですが、実は大きな問題が発生しています。 キーボードを付けてパッドの左クリックを押すのですが、全くクリックできません。 ハードディスクが下から押しているのでした。 1mmの差は大きいのです。 やはり調べてみると、皆さん苦労してるみたいですね。 取付金具の穴を1mm分下げたり、出っ張ってる部分を鉄ノコで切ったり。 僕の場合そんな工具が無いので簡単にやってみました。 (耐衝撃性はやばそうですが…) まず、横から断面を見るとこんな感じ。 ![]() 左右のプレートにビスで固定して、下には緩衝用のゴムが敷いてあります。 パッドのクリックボタンがあるのは前方部分。 なのでハードディスクを斜めに付けることにしました。 前方のゴムをはがし、前方のプレートのビスを止めずに、キーボードカバー取り付け。 こんな感じです。 ![]() とりあえずこれでなんとかなりました。 20GBの容量も特別な設定無しに全領域使えました。 さて、問題だったニッケル水素電池。 やはり何処を探してもありませんでした。 VARTA社というドイツの会社の製品らしいのですが、大須のパーツ屋を歩いても見つかりません。 ネットで日本製のボタン型ニッケル水素電池を見つけ、通販で買ってみましたが、サイズが倍ぐらい大きい… ![]() ということで、この部品はどうにもなりません。 どこかが同じ部品仕入れるまで待つしかないようです。 ちなみにSONYに問い合わせた所、この電池のみの取り寄せは不可能で、本体ごと修理に出さないとだめだそうです。 在庫持ってるくせにふざけた事言ってんじゃねーよ! 多分修理に出すと1万円以上かかります。 この電池自体は200円ほどで購入できるパーツです。 SONY最高だねぇ!! |